映画「Shall we Dance?」。
円満な家庭、絵に描いたような幸せな生活を送るジョンは遺言状を専門に扱う弁護士。仕事が終われば夕食はちゃんと家に帰って家族と食べる、そんな生真面目なジョンが、ふと通勤電車の窓から外を見ると、ダンス教室の窓から綺麗な女性が外を眺めている。
以来、通勤電車で通るたびにダンス教室の窓が気になって仕方が無いジョンは、ある日、意を決してダンス教室を訪れ、勢いで入門する。
動機は不純だったものの、ダンスの魅力に目覚めたジョンはその後もダンス教室に通い続ける。周りには内緒。しかし一家の大黒柱の変化に家族が気づかない筈がない。

ブラボーの一言に尽きます!。原作は1996年に作られた日本映画「Shall we ダンス?」、これをハリウッドで忠実にリメイクしました。新旧両作品とも甲乙つけ難く素晴らしいですね。
でもどちらの映画も同じでいて、同じでない、例えれば「忠臣蔵」みたいなもの。2ついっぺんに観ても別の映画として十分楽しめますよ。
主人公のジョン演じるのはリチャード・ギア、「愛と青春の旅立ち」「ジャッカル」のようなマッチョでタフな男のイメージの強い彼が、平凡で弱い役をここまで自然に演じきれるとは、いや脱帽です。またどちらの映画にも共通しているのは、全編を通して安心して見ていられることですかね。

そうは言ってもどっちか選べと言われれば、わずかの差でハリウッド版に軍配を上げますかね。
ハリウッド版は夫婦の絆を最後まで描写しきった点に座布団をもう一枚。元々日本版はここの描き方がちょっと中途半端、唯一不満に思っていた部分でしたので。
両方見るなら日本版を先に観るのがオススメですかね。比べる楽しみも是非味わってみてみて下さい。(O家の主人)
◆日本版
1996年/東宝/2時間16分/独断と偏見の評価額:1800円
◆ハリウッド版
2004年/米国/1時間46分/独断と偏見の評価額:1900円




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