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April 28, 2005

伝説のスポンジ「ビオレU」。

誰でも一つぐらい、例え世界中を敵に回そうとも絶対に譲れない「こだわり」というものがあるはずだ。それを否定される事は等しく、自分の存在そのものを否定されるのと変わらない、そんな絶対的な「こだわり」。野球の選手だったら投球フォームだったり、打席の仕草だったり、会社の社長だったらそれは経営理念だったりするだろう。

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※左が最近買ったスポンジ、右が「花王ビオレUのボディスポンジ」

と前置きが長くなったが、私の場合のそれは「花王ビオレUのボディスポンジ」だった。あの真ん中に真ん丸い、小さなくぼみのあるあのスポンジだ。程よい硬さと泡立ち。大きくも無く、小さくも無く、握った時のグリップ感とコシが素晴らしい。コレに比べれば、世間一般のスポンジらなんぞ泡立ちだけの良い、ただ見かけだけの軽薄な連中にしか見えない。しかしこの「花王ビオレUのボディスポンジ」が数年前に突如として生産中止となり、気づいた頃には日本全国の店頭から忽然とその姿を消し、伝説のスポンジになった。私はこのスポンジを後生大事につい先日まで毎日使っていた。「こんな汚いものっ」と吐き捨てるように形容され、例えどんなに家でイジワルされ、陰口を叩かれようが、我慢していればいつかは復刻されると、そんな僅かな希望を胸に使い続けてきた。しかし物事には潮時というものがある、スポンジにも...。ある日を境に突如として泡立たなくなったのだ。ポンプ2回で体中を洗えたのが、3.5回押す羽目になった。そうなってからも往生際の悪い私は必死になって2ヶ月は使った。しかし、しまいには細かい生地がポロポロと崩れ落ちるようになり、日に日に見るも無残な姿に変貌していった。家族の冷たい視線は日を増すごとに殺気に満ち溢れ、家に帰って風呂入ってみたら勝手にスポンジが捨てられている、そんな恐ろしい事がいつ起きてもおかしくない予断を許さない状況に陥った。ここに至ってついに自ら手を下すに至る。

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さっそく週末に近所のダイエーに行く。やたら種類は多いがモノになりそうな奴は一つも無く、どれもみんな同じに見える。せめて色ぐらい同じにしとけと買ったのが一番上の写真左(399円)。誰かを裏切ったような罪悪感にさいなまれながら風呂で毎日ゴシゴシやってる今日この頃なのである。(O家の主人)

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Comments

ブログ活動終了後のコメント失礼します。
私も現在、ビオレUスポンジを大事に大事に使っています。発売当時500円、見た目の割りに微妙に高い気がしていたのですが、この洗い心地は他の品では得られません。現在ホームセンター等にバススポンジを買いに行くと、ソフト&ハードの素材違いの両面貼り合わせのものが主流ですが、そうじゃなくてビオレUスポンジのあの、均一な素材で成型された握りごこち、すみやかな泡立ち、適度な硬さ、スポンジ側面も同じ感触で使える使い勝手の良さ…究極と言っていい逸品ではないかと。
この気持ちを解っていただける方がいて嬉しいです。
どこかの倉庫に、デッドストックの「ビオレUスポンジ」が大量に眠っていたりはしないのでしょうか、と私は今も期待しています。

Posted by: 萌子 | February 18, 2006 at 12:43 AM

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